覚えておきたい年号 特集1     

                             

以前に皆さんと約束していたことを忘れていました。これだけは覚えておきたいという年号の特集をするはずでしたね。

 

 まず、覚えたいのは、各時代が始まった年号です。


  1万年前頃~          縄文時代
  紀元前3世紀~紀元後3世紀      弥生時代
  4世紀頃~                      古墳時代
    593年            飛鳥時代
    710年                        奈良時代
    794年            平安時代
    1192年                      鎌倉時代
    1333年           南北朝時代
    1338年                      室町時代
    1573年                      安土桃山時代
    1603年                      江戸時代
    1868年                      明治時代
    1912年                      大正時代
    1926年                      昭和時代
    1989年                      平成

   2019年         何かな?

 

 飛鳥時代は、古墳時代の後半という見方もできます。一応、聖徳太子が推古天皇の摂政になった年を書いておきました。また、安土桃山時代も不確定なものです。幕府を開いたわけではありませんので、一応、室町幕府の滅亡の年にしておきました。なお、戦国時代と呼ばれるのは、室町時代の「応仁の乱」以降のことです。

 

 また、これと一緒に各時代の主人公の移り変わりを覚えておくと便利です。

 

   弥生時代・・・・・・・卑弥呼
        古墳時代・・・・・・・大和政権
        飛鳥時代・・・・・・・聖徳太子→中大兄皇子→天武天皇
        奈良時代・・・・・・・聖武天皇
        平安時代・・・・・・・桓武天皇→藤原氏→白河上皇→平清盛
   鎌倉時代・・・・・・・源頼朝→北条氏
   南北朝~室町時代・・・後醍醐天皇→足利尊氏→義満→義政→義昭
        安土桃山時代・・・・・織田信長→豊臣秀吉
   江戸時代・・・・・・・徳川家康→家光→綱吉→吉宗→慶喜

 

 この2つの事柄を覚えておくと、歴史がどのように動いてきたのか、つかみやすくなりますし、年表の問題も、どの辺りというのが見当つきやすくなります。
 もちろん、上にあげた人は、何をした人というのがわからないと駄目ですけどね。それだって、最初から詳しく覚える必要はありません。一言で表しましょう。

 

 卑弥呼=邪馬台国、大和政権=豪族、聖徳太子=十七条の憲法、中大兄皇子=大化の改新、天武天皇=大海人皇子=律令政治、聖武天皇=東大寺の大仏、桓武天皇=平安京遷都、藤原氏=摂関政治、白河上皇=院政、平清盛=武士で初めての太政大臣、源頼朝=御家人、北条氏=執権政治、後醍醐天皇=建武の新政、足利尊氏=室町幕府を開く、足利義満=勘合貿易、足利義政=応仁の乱、足利義昭=室町最後の将軍、織田信長=室町幕府を滅ぼす、豊臣秀吉=全国統一、徳川家康=江戸幕府を開く、徳川家光=鎖国、徳川綱吉=元禄文化、徳川吉宗=享保の改革、徳川慶喜=大政奉還

 

 ざっと書き並べました。自分で整理してください。上記の3項目を整理して書けば、歴史の流れはバッチリです。さあ、書いている途中で、頭の中にその人のこと、その時代のことが思い浮かびましたか? この特集は次回に続きます。


☆☆ すごく簡単な年表を作成しよう