〇〇県の有名なもの 新潟編

 

さて、ちょっと飛んで、新潟県です。新潟県は群馬県のお隣の県だから、結構よく遊びに行きます。今は、北陸道のPAで買った「こしひかり」のおせんべいの味が忘れられなくて、いつ買いに行こうかと考えている最中です。おせんべいを買ったときもそうだったけれど、新潟には、日が沈むところを見にいくことがあります。前回見たのは、佐渡の島影に落ちていく夕日でした。携帯のカメラで撮って、待ち受けになっていま~す。

 

 新潟は、やはりお米でしょう。「こしひかり」というブランド米を作っています。同じ新潟で、同じ「こしひかり」でも、作った場所によって味が違うんですよ。バレーボールの河合さんが言っていたけれど、段段畑みたいな田んぼ(棚田)で作ったお米は、清水が直接はいる一番上の田んぼで作ったものが、一番美味しいんだって。私でさえ、魚沼地方の、トラックが寄るドライブインで食べた「こしひかり」の味が忘れられないでいるくらい。(トラックがたくさん寄っているところは、美味しいんだよ)

 

 ということで、新潟県で全国一位のものは、チューリップの切花とナイフ・スプーン・フォークです。てっきりお米だと思っていた? お米の生産量は「北海道」に次いで2位です。でも、私もチューリップは知らなかったなぁ。チューリップといったら、てっきり富山だと思っていたから。両県とも、県の花はチューリップみたいだけど、今は、新潟のほうが生産量が多いんだね。

 

 ナイフとかスプーン等は、燕市というところで生産されています。ここの洋食器は日本だけでなく、世界的に有名です。ノーベル賞の授賞式の晩餐会で使われる食器は、この燕市で生産されたものです。

 

  さて、新潟県は、日本海に面していますが、その日本海に注ぐ日本一の川が流れています。日本で一番長い川、「信濃川」です。(ちなみに、流域面積一位は、「利根川」ね。)その他にもたくさんの川が、本州の中央の山々から流れ出して、新潟で日本海に注ぎこんでいますよ。(本州を真ん中で太平洋側と日本海側に分けて、川の流れが逆になっています。利根川を見慣れた私などは、実際に千曲川の反対に流れているのを見ると違和感を覚えます) その日本海では、天然ガスや石油も産出されています。佐渡島も新潟県です。佐渡には、江戸時代に罪人を使って掘った金山があるのはご存知ですよね。

 

 新潟県と群馬県の境には、谷川岳が横たわり、冬に関越自動車道などを通っていると、関越トンネルの群馬県側と新潟県側では、ぜ~んぜん天気が違うことが多くあります。
群馬県が晴れていても、トンネルをでたとたん雪が降っていたりします。そうです、川端康成の「雪国」の冒頭は本当なのです。
      国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。

 

 米も水も美味しいところですので、日本酒も美味しいです。越後湯沢の駅ビルの中にある日帰り温泉には、日本酒がはいっています。海に面しているので、魚も新鮮です。みなさんも、大人になったら、是非、新潟県を旅してみてください。