○○県の有名なもの 群馬編

 

何から話を始めようかと考えたのですが、みなさんが、意外と、「どの県では何が有名か」ということを知らないようなので、少しずつ紹介していきたいと思います。

いつも九州地方からが多いから、たまにはとんでもないところ、「群馬県」からにしましょうか。(私の住んでいるところじゃぁ・・・わがままにお付き合いください)

 

関東に住まわれているみなさんは、群馬県ってと~っても田舎だと思っているのでしょうね。そんなことありませんよ~~。たしかに、山がすぐだし、我が家から10~20分も車を走らせれば日帰り温泉がいくつもあるし・・・じゅうぶん田舎かぁ?

 

 群馬県の名産、こんにゃく・高原キャベツ・きゅうり・生しいたけは、全国一。あとは、もち豚・上州牛・雷・空っ風・こわい奥さん!? です。最後のはね、「かかあ天下」と呼ばれているからなんですけど、群馬県の女の人が働きものだというところからきているものだと私は考えています。(^_^;)

 

 最近は暑すぎて少なくなりましたが、あつ~い夏には、夕方になると「雷」がきます。それでいくらか涼しくなって夜が眠れるってわけ。「ゴロゴロ」ではありません。「バリバリ」です。そして、冬になると「空っ風」。日本海に雪を降らせてカラカラに乾いた風が、山のほうから吹き降りてきます。この時期、利根川にかかる橋は、自転車をこいで渡れないほどです。

 

 温泉はたくさんありますよ。「草津温泉」「伊香保温泉」は全国区で有名ですよね。「草津温泉」の「湯畑」は一見の価値あり。足湯まであります。「西の河原」まで行って帰ってくると、ほかほかの温泉まんじゅうが、ただで最低2個は食べられます。(沿道で配ってま~す)。私の家からは車で10分も走ると、5つくらいの日帰り温泉施設に行けます。(ちなみに前橋市内に住んでいます)

 

 新潟県との境には、「谷川岳」。関越自動車道の「関越トンネル」が何キロも続きます。福島県との境には「尾瀬」。県西部には、浅間山が噴火してできた「鬼押し出し」。日航機が落ちた「上野村」も群馬県です。上野村の知り合いが、暗くなってきた頃「ゴー」という重い音を聞いて何事かとびっくりしたそうです。忘れてはいけない出来事ですね。

 

 「前橋市」は明治時代には、養蚕・製糸業で世界的に有名でした。今は工場も少なく、蚕を飼っている農家も極端に少なくなりました。明治の官営工場「富岡製糸所」は、富岡市に、いまだに機械が動く状態で残っています。世界遺産にもなりましたね。

 

 みんなが知っているものでは、「こけし」と「達磨」の生産が盛んです。関東地方の人がお正月の初詣で見かける赤い達磨は、高崎で作られたものが多いんですよ。以前、亀戸の天神様でみかけました。1月6日・7日は高崎の少林山で、9日は前橋で、その後県内各地でだるま市が開かれます。最近では、高崎の街中でも1月1日・2日に開いかれています。大小の赤い達磨がずらっと並び、値切って買う市の雰囲気は是非味わってほしいものです。

1月1日の実業団駅伝も群馬県で行われています。

 

 群馬県には、渡来人が多かったようで、関東地方では早くから開けた地でした。
古墳も多く存在します。

 

 まだまだ紹介したいことはあるけれどこのへんで。 少しは群馬県のことをわかってくれた? 東京から車で2~3時間ってところだから、是非遊びにきてね。