○○県の有名なもの 茨城編

 

 茨城といえば「水戸」。水戸といえば「黄門様」でしょう。ドラマの「水戸黄門」にもでてくる「西山荘」(黄門様が、旅にでる前に、助さん・格さんたちと、のんびりしている家です)は、徳川光圀(みつくに:黄門様の名前)が63歳のときに隠居した住まいです。今でも残っています。

 というように、茨城県は、江戸幕府を築いた徳川家の御三家のひとつ・・・水戸、尾張(名古屋)、紀州(和歌山)が御三家です・・・が治めていた場所でした。


 また、梅の木がたくさん植えられている「偕楽園(かいらくえん)」という、金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」とならぶ「日本三公園」のひとつがあります。

 

 現在の茨城県で、全国一位のものは、ロン・レンコン・栗などの生産量と、ビールと即席めんの生産量です。 ちょっとおもしろいですね。また、水戸納豆も有名ですね。伝統工芸では、結城つむぎと笠間焼です。

 

 また、千葉県の県境では、利根川が太平洋にそそぎこんみ、そこには水郷の町「潮来」があります。そう、橋幸夫の「潮来のい~たろ~、ちょっとみな~れ~ば~」
という歌のところです。(古すぎて知らないって!)


 さて、堅い話はこのくらいにして、茨城はなんと読むでしょうか。「いばらぎ」? いえいえ、「いばらき」です。ですよね、茨城の人? (ちょっと自信ないから聞いちゃおう!)

 

 茨城県には、筑波山という山があります。ここは何で有名かというと、

「サァーサァーお立会い(たちあい)、御用(ごよう)とお急ぎで無い方はゆっくりと聞いておいで、見ておいで・・・・・「四六(しろく)のがま」だ。・・・ このがまからこの油を取るには、山中(さんちゅう)深く分け入って捕らえ来ましたるこのがまをば、四面(しめん)鏡張りの箱の中に放り込む。サァー がんま先生、己(おのれ)のみにくい姿が四方の鏡に映るからたまらない。・・・・・ハハァー 俺は何とみにくい奴なんだろうと、己のみにくい姿を見て、びっくり仰天、巨体より油汗をばタラーリ・タラリと流す。・・・」

という口上で有名な薬売りが売っている傷薬です。持っている刀で、まず、紙を切る。このときの口上が、「一枚が二枚、二枚が四枚、四枚が・・・」というもの。そして、自分の手を少し切ってみて、そこへ薬をつけて「血がピタリと止まる」とやるわけ。本当に切ってはいないよ。赤い紅をつけているだけ。こんな口上、部分的にどこか聞いたことがあるでしょう。これが筑波山の「四六のがま」です。


 かわったとこでは、日本発の商業用原子力発電所も茨城県の東海村にあります。最近では地震があるたびに東海村の原発施設は異常なしとニュースで読まれますよね。

 

 以上、茨城県ついて語りましたが、こんなものでいいですか?