〇〇県の有名なもの 福井編

 

福井県と聞くと思い出すのは、「永平寺」と「東尋坊」です。永平寺は、鎌倉仏教のところにでてきた「道元」が伝えた「曹洞宗」の本山です。禅寺で、今でも修行僧が座禅をくんでいます。とても静かで、いや、静かという言葉はちがうな。何の音もない世界と言っても過言ではないくらいのところです。高い杉の木(?)に囲まれた独特の雰囲気をかもしだしているお寺です。「東尋坊」は日本海を臨む断崖絶壁。悲しいことに自殺の名所なんて呼ばれてしまうところです。(サスペンスでも登場してくるよね) でも、景色はとても良く、荒い日本海の雰囲気を象徴しているかのようです。

 

 私の話はさておき、福井県で覚えておいてほしいのは、「若狭湾」です。リアス式海岸の発達した「若狭湾」には、原子力発電所が集中しています。地理の問題で「リアス式海岸」といったら「若狭湾」と東北の「三陸海岸」と「長崎」です。覚えてくださいね。

日本一なのは、メガネの生産、羽二重の生産。「羽二重」というのは、絹織物で、和服の裏地などに使われているものです。有名なものは、越前和紙とか、越前がに。(うん、蟹は大好きだ!でも高いから食べられない。エーン)

 

 勝山市は、恐竜の化石の宝庫として有名です。 国内最大級の恐竜の博物館もあります。わが群馬県にも、「恐竜の足跡」なるものがあるんだけど、見にいったら、通り過ぎちゃった。普通の道路の左側の斜面に、「ぽこ」って穴があいているだけなんだもの。よく、あれが恐竜の足跡だってわかったよね。見つけた人は偉いなぁ。

 

 残念ながら、私は、前述の「東尋坊」と「永平寺」しか行ったことがないのですが、海軍兵学校にいた私の父は、「舞鶴港」に思い出があるらしく、わざわざ出向いて行ったことがあります。終戦の年乗った父の軍艦はまだ動ける状態だったので、若狭湾に隠れたそうです。終戦後は中国大陸からの引揚者が上陸するなど、「舞鶴」という港は、太平洋戦争中も戦後も、人々のいろいろな思いを受け入れた場所だったようです・・・・・。